転園で不安定な息子と寄り添ってくれた保育士さん

我が家は転勤族で年中の夏に今の幼稚園に転園してきました。子供にとって初めての引っ越しと言う事もあり、幼稚園の転入は親としてもとても大きな心配事でした。子供も引っ越しの前後は甘えたり怒ったりと喜怒哀楽がコロコロ変わる不安定な状態で、親も生活に追われてケアがしきれていなかったと感じています。
家族全員で不安の中がむしゃらにはじめた生活でしたが、子供が園に通い始めるとメキメキとその状態が変わっていきました。転入した園は地元の方がほとんどの小さな園で、転園してくる方はほぼいません。そのためか園児に対しての目の配り方がきめ細やかで、子供もすぐ園になじんでいきました。朝バスに乗ると先生が声をかけてくれるようなのですが、どの先生もわが子の名前を覚えていてくれて、子供の精神状態も自然と落ち着いてきました。
そんな園で子供が一番苦労したのが給食です。以前の園ではお弁当の日が多く、給食を残してもそれほど問題にはならなかったのですが、こちらの園では週4日も給食があり、全ての料理を一口食べなくてはいけないというルールがあったんです。わが子は恥ずかしながら、一切野菜を食べる事ができませんでした。そのため、給食が辛いと泣き言をいいながら帰ってくることも多かったです。完食した園児がもらえるシールも一度ももらった事がなく、本当に悩んでいました。しかし先生が毎日隣に付き添い、「ちょっとだけ」「一口だけ」と声を毎日かけてくださり、一品また一品と食べれるものが増えていったように感じています。
園に転入して2ヶ月後のある日のことでした。息子がバスから降りるとうれしそうに駆け寄ってきて、私に「今日グリンピース食べたんだよ!」と誇らしげに言いました。今まで緑の野菜を口に入れるのを見た事がなかった私はとても驚きました。そして、かばんを開けるとあの完食シールが光り輝いているんです。少し泣きそうになりながら、息子のことを抱きしめ「えらかったね」といいました。
知らない間に大きくなっていく息子でした。好き嫌いをなくすことは、親がすることだと必死になっていた時期も正直ありました。無理やり口にいれて泣き叫ばれたり、食事を吐き戻させてしまった事も何度となくありました。そんな日々がよみがえって、親ががんばらなくても、子供はこんな風に成長していくんだと感じました。
先生の毎日の声掛けや周りの環境など、様々な要因はあると思います。けれど毎日園に通う事で変わっていく息子を見ていると、子供の適応能力の高さに驚かされると同時に、良い環境に身を置く事の大切さを切に感じます。

適当過ぎる幼稚園

入園前にあちこちの幼稚園を見学、体験したのですが、どうしても「ここ」という幼稚園が見つからず、とても悩んだのです。

 

良い幼稚園だけど遠いとか、近いけど放任すぎるとか、どこかにガッカリする点が必ずあり、何を一番に考えるかでみました。

 

それで、主人にも相談したところ、ある幼稚園には先生の中に知り合いがいるとのことだったのです。

 

知り合いが一人いると、何かと気にかけてみてくれて、安心なんじゃないかと思いました。

 

それで、そこの幼稚園にい行かせることに決めたのですが、入園前から不安な点がかなりありました。

 

何かにつけて、説明も園からの連絡も適当で雑なのです。

 

お便りもわかりづらく、何度も電話をかけて確認しなければ、どうしたらいいのかわかりませんでした。

 

さらに、電話をかけても、対応もあまり良くなく、忙しいのか、早く切りたそうなのです。

 

こんな幼稚園で大丈夫なのだろうかと不安は募る一方でした。

 

けれど、入園して、担任の先生が決まると少しだけホッとしたのを覚えています。

 

なんとなく、安心できる雰囲気を持つ、笑顔が素敵な女の先生だったのです。

 

入園してからも、園からの連絡に戸惑うことはたくさんありました。でも、その度に親切な先生のフォローがあり、なんとか連絡通りにこちらも対応していくことができました。

 

さらに、子供もとてもなついており、その先生に毎日手紙を書いていたのです。

 

そうして1年が経ち、終業式をむかえました。

 

終業式を終えるとまたクラス替えがあり、担任の先生も変わってしまいます。まだ小さいので、子供達にはその小さな別れも理解出来ないかな、と思っていたのですが、うちの子は察していて、朝からションボリだったのです。

 

そして、終業式を終えて、先生に一人一本ずつ花を渡す時になって、娘は号泣してしまいました。

 

先生に手渡す前から崩れ落ちるほどに号泣です。

 

それを見つけた私までもらい泣きしてしまうほどでした。

 

そこで、こらえていた先生も泣き出してしまい、クラス全体がもらい泣きし始めたのです。

 

そして、娘が先生に花を手渡す番になり、目の前に行って、なんとか花を渡したのですが、そこで、いつ書いていたのか、ポケットからこっそり手紙を出したのです。

 

何て書いてあったのか、年少の子の書く手紙が読めるのかわかりませんでしたが、それを開いた先生は、それまで以上に泣き出して、娘を抱き締めてくれました。

 

幼稚園じたいには、多少残念と感じる部分はあったけれど、素敵な先生との出会いにとても感謝しました。

 

娘もそこまで大好きになれる先生が担任になってくれて、本当に良かったです。

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